課題名 | 大麦早熟品種の育成(39) |
---|---|
課題番号 | 1996000038 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
作物開発・大麦育種研(麦育種班) |
研究期間 | 延S56~H17 |
年度 | 1996 |
摘要 | 精麦品質検定法の開発により育成した関東皮73号、75号は大麦縞萎縮病抵抗性であり、麦茶、精麦品質ともにすぐれるが、収量性と耐倒伏性が標準程度であった。また、これらの系統はうどんこ病に弱い欠点を持っている。早熟性・大麦縞萎縮病抵抗性・良質大麦系統に加えて、うどんこ病抵抗性・耐倒伏性・超多収性の特性を持つ系統育成が残されている。4年度から新育種法である複合交配を開始し、うどんこ病抵抗性母本を利用し、耐倒伏性に寄与することがが期待できる優性の半矮性遺伝子系統を作出した。これらの新育種法の適用、新遺伝資源の導入と有望系統の作出を総合的に育種に活用し、残された問題を解決するために研究期間を延長する。 |
カテゴリ | 育種 萎縮病 遺伝資源 うどんこ病 大麦 多収性 抵抗性 品種 麦茶 |