課題名 | 青果物の品質保持技術の経済的評価(73) |
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課題番号 | 1996000075 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
プロチーム・プロ4 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 7年度は、プロ4チームとT社との交流共同研究により開発した酸素透過度の高い微細孔積層機能性フィルムを用いて密封個別包装したエノキタケ(企業型キノコ経営H社)の流通実態調査を行った。従来のポリエチレン単体フィルム利用では、低酸素状態による異臭の発生等の問題があったが、開発フィルムの場合は異臭の発生や変色がなく、サラダ感覚的な生食も可能な品質を保持しており、スーパーマーケット側の評価は高い。小売価格は、一般のポリエチレンフィルム包装品が78円前後の夏季においても、10円以上高い89円に設定されており、包装資材価格の上昇分、および包装機への投資を回収することが可能となっている。8年度は、さらに、開発フィルム利用包装流通実態について調査する。 |
カテゴリ | えのきたけ 加工 機能性 経営管理 品質保持 |