アルファルファの飼料特性の解明(232)

課題名 アルファルファの飼料特性の解明(232)
課題番号 1996002478
研究機関名 東北農業試験場(東北農試)
研究分担 草地・飼料調製研
研究期間 完H02~H07
年度 1996
摘要 アルファルファは他の牧草に較べて反芻家畜による乾物摂取量が高いという特徴があるが、その理由はいまもって判然としない。これを解明するため、乾物摂取量に関係が深いとされる消化管通過速度に着目し、この通過速度と飼料諸特性との関係をイネ科牧草と比較しながら解析した。まず、通過速度の測定法、特にマーカー標識法について検討を加え再現性の高い手法を確立し、これをもとに種々の検討を行った。摂取量が増えると通過速度は草種を問わず速くなり、草種別ではアルファルファはイネ科牧草より速い通過速度を示した。咀嚼時間の結果から、この草種間差異は消化管における微細化の難易に基づくことが示唆された。また、いずれの草種においても通過速度は消化管内の不消化滞留物にも影響されることが明らかになった。成果は学術誌に公表し、研究成果情報として報告した。
カテゴリ アルファルファ 飼料作物 評価法 保存・貯蔵

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