課題名 | 土壌・作物代謝解析のための安定同位体自然存在比の利用技術の開発と応用:持続的土地利用型農業生産に関する基礎的研究(113) |
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課題番号 | 1997000192 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
土壌肥料・栄養診断研(筑波大) |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | 全自動窒素炭素質量分析計による植物と土壌の窒素量と窒素同位体比の分析法を確立した。ブラジル、フィリピン、沖縄(宮古)で栽培されたサトウキビと周辺植物を分析し、ブラジルと宮古島のサトウキビの窒素同位体比は多くのsiteで周辺植物より低く窒素固定による窒素インプットが示唆された。同様に窒素固定の可能性があるソルガムとカンショをヒマとカボチャを対照植物として栽培し分析した結果、ソルガムとヒマの値に有意差はなく、カンショの値はカボチャよりも低かった。またヒマの窒素同位体比は、師管液は葉で生成したアミノ酸の値を導管液は土壌由来窒素の値を示し、子実の窒素と炭素の同位体比は師管・導管の寄与を反映していた。 |
カテゴリ | 肥料 かぼちゃ かんしょ さとうきび 診断技術 ソルガム 土壌管理技術 |