課題名 | 作物根の地上部支持機構の解明と倒伏軽減技術の開発(205) |
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課題番号 | 1997002429 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 継H08~H11 |
年度 | 1997 |
摘要 | 直播水稲の耐ころび型倒伏性に関する診断技術を開発する目的で、水稲品種どまんなかを対象に、播種深度、株密度、土壌の表面硬度と押し倒し抵抗との量的関係を解析した。穂揃期における株乾物重と株基部の発根部径の積値に対し、押し倒し抵抗は直線回帰の関係を示した。ただし、その傾きは播種深度や土壌の表面硬度によって変動し、いずれも適合度の高い数式によってこれを表示することができた。これらの数式を組み合わせることにより、散播栽培における耐ころび型倒伏性を各栽培条件ごとに予測できるモデル式を開発した。ただし、本モデル式は品種によりパラメータを設定し直す必要があり、今後さらに多数品種についてのデータの蓄積を必要とする。 |
カテゴリ | 機械化 栽培技術 栽培条件 診断技術 水田 水稲 播種 品種 |