課題名 | カンショ食物繊維の有効利用可能性の評価(264) |
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課題番号 | 1998003360 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
畑地利用・畑作変換研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | カンショ食物繊維の機能性として、各種食中毒菌に対する抗菌活性について検討した。コガネセンガン、シロユタカ、九州124号より調製したでん粉粕はサルモネラ菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌の増殖を顕著に抑制した。市販のでん粉粕では抗菌作用はほとんど観察されなかった。レモン由来ペクチン、パルプ、アルギン酸、キチンの食物繊維と九州124号のでん粉粕の大腸菌の増殖に対する影響を検討したところ、九州124号由来でん粉粕はパルプやアルギン酸添加区より強く増殖を抑制した。以上の結果から、カンショ澱粉粕または食物繊維は食中毒の予防に機能性食品素材として利用可能なことが明らかとなった。 |
カテゴリ | 加工 かんしょ 機能性 機能性食品 品質保持 レモン |