課題名 | 植物由来抗菌性物質を利用したストレプトマイセス属菌土壌病害の制御(280) |
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課題番号 | 1999002508 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北海道農試) |
研究分担 |
生産環境・病害研 |
研究期間 | 完H09~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 21科40種の植物根の水抽出液のうち、フウロソウ科のノハラフウロはジャガイモそうか病菌の2種、サツマイモ立枯病菌、サトイモ芽つぶれ症菌及び亀の甲症菌の計5種に、ユリ科のニラ、バラ科のワレモコウ、ナガボノシロバナワレモコウ及びボタン科のシャクヤクはそうか病菌1種を除いた4種に、それぞれ抗菌活性があることを明らかにした。本研究により、抗菌活性に基づいた輪作物導入によるストレプトマイセス属菌土壌病害制御の可能性を示すことができ、当初の目的をほぼ達成した。しかし、実用化技術として、本研究で明らかとなった抗菌活性のあるノハラフウロ等の5種の植物を北海道の大規模畑作の輪作物として導入するには経営上難点があので、本研究は10年度完了とする。 |
カテゴリ | 害虫 寒地 経営管理 さといも しゃくやく 立枯病 にら ばら ばれいしょ ふう ぼたん ゆり 輪作 |