課題名 | DNA多型解析による核果類黒星病菌の系統分類及び特異的診断技術の開発(268) |
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課題番号 | 1999001670 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
保護・病原機能研 |
研究期間 | 継H10~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 幼果への分生胞子の接種試験の結果、モモ、アンズ及びウメの黒星病菌はいずれも、モモとウメ果実に対して病原性を示したが、スモモの果実には病斑を形成しなかった。したがって、これら核果類の黒星病菌は、少なくともモモとウメを共通の宿主としていることが示された。モモ、アンズ及びウメ黒星病菌の5.8S rDNAコード領域を含むrDNASのITS領域の塩基配列を調べた結果、アンズ菌1株で1塩基の欠失が検出されたが、残りはすべて同じ配列を有しており、これら3種の黒星病菌が同一種であることが強く示唆された。 |
カテゴリ | あんず うめ 黒星病 診断技術 すもも もも |