課題名 | 新規形質麦の高付加価値化栽培体系の確立(108) |
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課題番号 | 1999003350 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
水田利用・水田土壌研 |
研究期間 | 継H10~H14 |
年度 | 1999 |
摘要 | 新規形質のパン用小麦「西海180号」を用いて、牛糞、豚糞、鶏糞の各成分調整堆肥を施用し、化学肥料区に対する小麦の生育・収量を調査した。茎数は豚糞堆肥区で最も多く推移したが、穂数は少なかった。牛糞堆肥区は初期茎数が多いものの、穂数は豚糞と同程度であった。一方、鶏糞堆肥区は硫安分施区と同等であった。茎葉乾物重は豚糞堆肥区、牛糞堆肥区で高めに推移した。牛糞堆肥区の小麦子実重は硫安分施区と同等であったが、豚糞堆肥区及び鶏糞堆肥区では6%低下した。また、牛糞堆肥区では千粒重が硫安分施区より高く、豚糞堆肥区及び鶏糞堆肥区ではやや低かった。さらに、子実蛋白含有率は硫安分施区で高く、堆肥区ではやや低かった。 |
カテゴリ | 肥料 高付加価値 小麦 栽培体系 水田 施肥 低コスト 土壌管理技術 鶏 豚 |