酵素などによるきのこ未利用素材の有効利用技術(13)

課題名 酵素などによるきのこ未利用素材の有効利用技術(13)
課題番号 1999004123
研究機関名 食品総合研究所(食総研)
研究分担 食品機能・機能成分研
研究期間 継H09~H11
年度 1999
摘要 きのこ未利用素材の有効利用技術の開発を目的として、シイタケやエノキタケ、ナメコ、シメジ、マイタケなど9種類を試料として用い、10年度は前駆脂肪細胞(3T3)の脂肪細胞への分化誘導に対する影響ならびに、血管内皮細胞由来の培養細胞(HUBEC)へのTNFαによる接着因子発現誘導作用への影響を検討した。試料溶液はそれぞれのキノコを80%メタノールで摩砕抽出し調製した。脂肪細胞への分化はグリセロール3-燐酸脱水素酵素活性の増加を、またHUBECに発現する接着因子としてICAMをそれぞれ指標として判定した。その結果、3T3細胞の脂肪細胞への分化誘導は、用いたキノコ抽出液の全てにおいて明瞭な影響は認められなかった。一方、HUBEC細胞をTNFαで刺激した場合の接着因子の発現については、マイタケやナメコ、エノキタケ、シメジにおいて弱い抑制作用が観察された。11年度はマクロファージの活性化を検討する。
カテゴリ えのきたけ しいたけ なめこ

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