課題名 | 各種広葉樹稚苗の養分獲得・利用能に関する研究(46) |
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課題番号 | 40 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
森林環境・養分研 |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 滅菌土に12種の広葉樹苗を植え、半数の苗に菌根菌を接種して同一施肥条件下で育苗した。移植3カ月後に収穫し、菌根菌接種区、非接種区それぞれの反復個体中最大成長を示した個体の地上部・地下部の窒素とリンの濃度を測定し、苗の部位別の乾燥重量と養分濃度からリン、窒素の吸収効率、利用効率を算定した。先駆種であるアカメガシワでは特に窒素に関して高い養分吸収効率が見られた。また、ニレ科樹木(アキニレ、エノキ)とバラ科樹木(ナナカマド、アズキナシ)では養分の吸収効率が低いものが多かった。リンの利用効率はマルバチシャノキとナナカマドで特異的に高かった。菌根化に伴う成長増加率と上記効率との間には有意な相関関係は見られなかった。 |
カテゴリ | あずき 育苗 乾燥 施肥 ばら |