課題名 | 甘しょの新利用技術の開発が地域経済に及ぼす効果の解明(43) |
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課題番号 | 46 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・農村シス研 総合研究・動向解析研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 甘しょパウダーの販売は焼き菓子、羊羹用需要を中心に増加傾向にある。現在の需要量はアヤムラサキ約5ha分であるが、機能性を前面に出すことで増加が期待できる。βアミラーゼは商品化に至っていないが、小麦からのものより耐熱性に優れ新用途として期待できる。国内のマルトース生産用需要が全て甘しょに置き換われば、約150haの栽培が見込まれる。アヤムラサキは色素や濃縮汁、青果用の需要増加も見込まれる。生産農家は、有色甘しょの低収量性、栽培基準が未確立な点、契約面積の年次変動、機械収穫の困難性等を問題として指摘するが、澱粉用に代わる作物として今後の需要の伸びへの期待感も強い。 |
カテゴリ | かんしょ 機能性 小麦 水田 羊 |