課題名 | 集約畑下層土における水移動と肥料成分の動態解明(201) |
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課題番号 | 193 |
研究機関名 |
農業研究センター |
研究分担 |
土壌肥料・水質保全研 |
研究期間 | 継6~10~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | トウモロコシ-ハクサイ作付体系のもと、各種肥培管理下で6年間の連用試験を行った。速効性区、緩効性区における1m深の土壌溶液中の硝酸態窒素濃度は、試験開始後1年を経た時点から急激に上昇し始め、その後、速効性区では約50mg/L、緩効性区では約40mg/Lで推移した。これらの濃度はOECDのリスク指標による推定値とほぼ等しくなった。一方、化学肥料の2倍量の窒素を施用した豚ぷん堆肥区においては、試験開始後3年を経た時点から徐々に上昇し始め、6年目では30~40 mg/L となった。また、地表面からの溶脱に加えて、地下水位の一時的な上昇により、土壌溶液中の硝酸態窒素が速やかに地下水へ移行する機構が推察された。 |
カテゴリ | 肥料 診断技術 とうもろこし 土壌環境 土壌管理技術 はくさい 肥培管理 豚 |