課題名 | 汎用水田の耕作期間設定等のための診断技術の開発(98) |
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課題番号 | 97 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・水田土壌研 |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 土壌条件、田畑前歴の異なる圃場での土壌物理性や窒素を中心とした養分動態などの特徴について、従来の診断手法に代えてより簡便な手法を適用して調べ、また、乾湿処理などの手法によって診断値の変動が予測できないか検討した。その結果、寒冷地積雪地帯の灰色低地土及び多湿黒ボク土においても、田畑前歴が作土の畑地土壌化指数に確実に反映された。また、室内実験による湛水管理や畑管理の繰り返しは水中沈底容積の変化に明瞭に現れ、畑地土壌化指数の変動予測に利用できる可能性が示された。土壌の窒素供給力の指標とされる湛水培養条件で無機化する窒素量について10週培養値と4週培養値との比が田畑前歴を反映した。 |
カテゴリ | 管理技術 機械化 栽培技術 診断技術 水田 土壌環境 水管理 |