東北における飼料米の品種開発と有効利用技術の確立(264)

課題名 東北における飼料米の品種開発と有効利用技術の確立(264)
課題番号 262
研究機関名 東北農業試験場
研究分担 畜産・栄養生理研
草地・飼料調製研
水田利用・稲育種研
水田利用・栽培生理研
研究期間 単11
年度 2000
摘要 我が国では海外から多量の濃厚飼料原料を輸入している一方で、稲作においては生産調整が強化されている。そこで、水田機能を維持し、飼料自給率を高めるため、米の飼料化にむけて飼料特性を反芻家畜および肥育豚で検討した。その結果、もみの状態では反芻家畜の第一胃内で全く消化されないこと、また、玄米の状態では大粒種の消化率が57%と細粒種および通常種の85%より劣り、玄米の形態が第一胃内における消化に影響することを認めた。一方、白米または玄米を飼料中85%の割合で50日間給与した肥育豚は1kg前後の良好な日増体を示し、また、肉質ではトウモロコシ給与に比較して、ロースの皮下脂肪酸組成でオレイン酸が高く、脂肪を柔らかくするリノール酸が低いといった特徴を示した。官能検査でも米を給与した豚の脂肪は白いとの評価を受けた。以上から、玄米および白米の給与は硬くて白い脂肪の良質豚肉の生産に有効である。本成果は12年度の東北畜産学会で発表する。残された問題として、肥育豚においては肉の品質を価格に反映させる方法とこの豚肉価格で生産可能な飼料米の価格設定がある。また、肉用牛においては長期間給与した場合の肉質を明らかにする必要がある。
カテゴリ 飼育技術 水田 中山間地域 とうもろこし 肉牛 品種開発

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