| 課題名 |
DNA多型解析による核果類黒星病菌の系統分類及び特異的診断技術の開発(297) |
| 課題番号 |
259 |
| 研究機関名 |
果樹試験場
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| 研究分担 |
保護・病原機能研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
モモ・スモモ・アンズ・ウメなど各核果類から分離した黒星病菌について、DNAレベルの解析によって系統分類を行うとともに、本菌の接種試験法を確立して各々の宿主範囲を解明する。日本各地から採集したモモ、アンズ及びウメ黒星病菌、計14菌株とアメリカ産のモモ黒星病菌1菌株のrDNAのITS領域の塩基配列を調べた結果、ウメ菌1株で1塩基の置換が検出された以外、残りはすべて同じ塩基配列を有しており、これら核果類の黒星病菌が同一種であることが確認された。病原菌の接種試験の結果、モモ、アンズおよびウメの黒星病菌は、いずれもモモ、ウメ果実に病原性を有していたが、スモモには全く病斑を形成しなかった。また、枝に対してはモモ、スモモ、アンズ及びウメの4樹種いずれにも病原性を有するものと考えられたが、スモモの枝には、他とは異なる特徴的な症状が観察された。以上の結果から、核果類の黒星病菌は、モモ、アンズ及びウメを宿主とすることが明らかとなったが、これら宿主種のレベルでは寄生性の分化は認められなかった。一方、スモモは黒星病に耐病性を有することが示唆され、品種育成を考える上で極めて重要な知見と考えられる。今後は、本菌における寄生性分化系統の存在、特にスモモに対して病原性を有する黒星病菌の存在を引き続き調査する必要がある。
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| カテゴリ |
あんず
うめ
黒星病
診断技術
すもも
品種
もも
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