畑土壌肥沃度のマクロインディケーターの策定(191)

課題名 畑土壌肥沃度のマクロインディケーターの策定(191)
課題番号 156
研究機関名 農業研究センター
研究分担 土壌肥料・土壌診断研
研究期間 完8~12
年度 2000
摘要 わが国の畑・野菜圃場における養分収支マクロ指標策定のため,畑・野菜圃場での養分収支実態を把握するとともに,養分収支の簡易表記および窒素収支の環境への影響予測式の検討を行った。行政機関が実施した投入資材実態調査結果や公立場所での作目の養分吸収試験結果,作物統計等を用いて養分収支の実態を推定したところ,施肥による養分投入から収穫物による養分搬出を減じた収支では,ほぼ均衡する作目類型は小麦,豆類,イモ類にとどまり他は大幅なプラスとなった。さらに養分投入に有機物を加えた収支では豆類の窒素を除き3要素全てが大幅なプラス,特に果菜・葉茎類では著しいプラスとなった.養分投入量に都道府県の施肥基準値や有機物の施用基準値を用いることで養分収支は簡易表記でき,養分収支のマクロ式はα*(施肥基準および/もしくは有機物の施用基準)-作物吸収量+βで表された(α,βは係数)。また,環境への影響を1m深での施肥窒素溶脱量で評価する場合について既存の公表結果を収集・解析したところ,単年の場合,約1m深での年間施肥窒素溶脱量は施肥窒素から作物吸収量を減じた年間施肥窒素収支と年間浸透水量より簡易に表記可能であった。本結果は行政機関での環境負荷リスク地域策定や施肥基準改訂等に活用が期待される。養分収支と土壌肥沃度の関係解明や窒素溶脱量推定式の精度向上等が必要である。
カテゴリ 肥料 小麦 診断技術 施肥 土壌環境 土壌管理技術

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