課題名 | 植物体内窒素固定細菌による窒素固定植物の探索と評価(197) |
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課題番号 | 162 |
研究機関名 |
農業研究センター |
研究分担 |
土壌肥料・栄養診断研 (九州農試) (国際セ) (東京農大) |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | サトウキビ,サツマイモ,牧草について15N自然存在比法により窒素固定を評価した。サツマイモの葉身、葉柄、塊根のδ15N値は、対照のカボチャに比べて低下しており、窒素固定の可能性が示唆された。バイオマスの大きい塊根の部位における、δ15N値から推定された窒素固定の寄与率は8.4~36.6%であった。サトウキビ茎葉のδ15N値は平培土時においてすでに対照のソルガムに比べて低下しており、この時期における窒素固定の寄与率は13.5~51.5%であった。Brachiaria 属の牧草の、圃場における窒素固定の寄与率は20~30%程度であり、1作あたりの窒素固定量は1.5~4.3kg/10aであった。この課題は研究機構(中央農研)に引き継ぐ。 |
カテゴリ | 肥料 かぼちゃ 栽培技術 さとうきび 診断技術 ソルガム 土壌管理技術 |