動物細胞を用いた健康機能性の評価(51)

課題名 動物細胞を用いた健康機能性の評価(51)
課題番号 42
研究機関名 四国農業試験場
研究分担 作物開発・品質評価研
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 リンゴ、モモ等に脂肪細胞への分化促進活性、インスリン感受性グルコース取り込みの増強作用を見いだし、いくつかの品種についても検討を加えた。モモについては熟度別にグルコース取り込み量を測定したところ、未熟では30μg/mlでは対照とほとんど変化ないが、100μg/mlで取り込み量が多く対照の約4倍であった。高濃度の300μg/mlでは約2倍に低下していた。適熟では300μg/mlで最も取り込み量が高く対照の約6倍であった。過熟でも300μg/mlで取り込み量が多かった。同じく分化促進活性の高かったナシ、ネクタリン、プルーンについてグルコース取り込みを検討したところプルーンの300μg/mlで最も高く約6倍取り込み量が増加した。活性酸素の消去能をアンズ、ブルーベリー、ブドウ(巨峰)、モモ、ネクタリン、プラム、プルーン、リンゴ、サクランボについて検討したところブルーベリーで最も消去活性が高く次いでプルーンであった。
カテゴリ あんず 機能性 ネクタリン 品種 ぶどう ブルーベリー プルーン もも りんご

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