| 課題名 | 体外受精における正常受精率向上技術の開発(246) |
|---|---|
| 課題番号 | 208 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場 |
| 研究分担 |
畜産・家畜繁殖研 (北海道大学) (岡山大学) |
| 研究期間 | 完7~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 現行の牛体外受精系では、精子の卵子への侵入率や多精子侵入率に大きな差があるため、優良種雄牛の精子を効率的に体外受精に使えないという問題がある。そこで、本研究はどの精子にも有効で、しかも高い正常受精率が得られる体外受精系の開発を目的とする。7年度は、凍結精子中の生存精子を高率に分離できるパーコール法を開発した。8~10年度は受精培養液への添加物について検討し、精子侵入率、単精子侵入率および胚盤胞期胚への発生率に対してカゼインホスホペプチドおよびハイポタウリン(HT)が有効であることが分かった。また、添加物としてのHTの実用性を17頭の種雄牛凍結精液で実証した。11~12年度は豚の体外受精で単精子侵入率の促進効果を有する受精促進ペプチド(FPP)を添加物として用い、FPPが牛での受精およびその後の胚発生に及ぼす影響について調べた。その結果、FPP添加によって単精子侵入率には変化が認められなかったが、胚盤胞期胚への発生率が有意に高くなった。なお成果の一部を成果情報として2報ならびに国内外の学術誌に原著論文として3報を報告した。問題点としてFPPの受精促進効果を多数の種雄牛精子について検討する必要が残された。(研究機構-東北農セ) |
| カテゴリ | 育種 中山間地域 肉牛 繁殖性改善 豚 |