| 課題名 | 哺乳子牛の消化管におけるβーラクトグロブリンの作用と乳清蛋白質濃縮物の利用に関する研究(259) |
|---|---|
| 課題番号 | 218 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場 |
| 研究分担 |
畜産・栄養生理研 (畜産試験場) |
| 研究期間 | 完8~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | ホルスタイン種新生子牛20頭を用い、ベータラクトグロブリンの乳脂肪及びビタミンAの吸収促進作用における週齢の要因について検討した。10日齢ではベータラクトグロブリンにより、血漿中性脂肪及びレチノール濃度が高まり、血中総脂質のパルミチン酸、オレイン酸及びステアリン酸の割合が増加した。また、40日齢では、これらの影響は殆ど認められなかった。これらのことから、ベータラクトグロブリンは10日齢の子牛の脂質吸収を高めることが明らかになった。一方、ベータラクトグロブリンを主成分とする乳清蛋白質濃縮物の給与が乳脂質の吸収に及ぼす影響をホルスタイン種子牛16頭を用いて検討した。乳清蛋白質添加乳により、3週齢までの子牛の血漿中脂質成分が大きく高まった。従って、新生子牛の哺乳前期において、乳清蛋白質濃縮物が脂質吸収促進に有効な機能性蛋白質源であることが明らかになった。これらの成果は、国内外の学術雑誌ならびに成果情報に公表した。ベータラクトグロブリン以外の乳清蛋白質についての機能性解明が残されている。 |
| カテゴリ | 機能性 飼育技術 中山間地域 肉牛 |