課題名 | 高品質・早生小麦品種の育成と秋播型小麦品種の早播き栽培における品質・収量の安定化技術の開発 |
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課題番号 | 2001000450 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 九州沖縄農業研究センター 水田作研究部 |
研究期間 | 新規2001~2001 |
年度 | 2001 |
摘要 | 秋播性小麦「イワイノダイチ」は茎立ちが遅いが、出穂期は早いため、早播き適性品種として期待されている。そこで「イワイノダイチ」を早播きし、凍霜害の発生や窒素施肥反応を検討した結果、「イワイノダイチ」は春播性の「チクゴイズミ」より幼穂形成期が20日遅く、出穂期はほぼ同じで、成熟期は標準播きより5日程度早いことが分かった。また、後期重点施肥により稔実率が高まり、1穂粒数が増加し、約2割増収することを明らかにした。「イワイノダイチ」の早播き栽培では、ゆでめんの色が劣る場合があったが、原因を究明した結果、ふすまの切れ込みが多いことによるものとわかり、その発生条件は収穫直前の降雨の影響であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 小麦 栽培技術 水田 施肥 品種 |