カンキツ摂取量推定のためのバイオマーカーの開発

課題名 カンキツ摂取量推定のためのバイオマーカーの開発
課題番号 2001000530
研究機関名 独立行政法人農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 果樹研究所 カンキツ研究部 品質機能研究室
研究期間 新規2001~2001
年度 2001
摘要 i)血液検査に同意の得られた187名のボランティア被験者について、9月と1月における血清中β-クリプトキサンチン濃度を測定した。9月の検査では2ヶ月間のカンキツ無摂取期間を経た後でも血清中β-クリプトキサンチン濃度はミカンの摂取頻度が高いほど有意に高く、さらにミカンシーズンである1月には摂取頻度に依存して著しく上昇することを明らかにした。これらの結果から、β-クリプトキサンチンは長期間体内に蓄積されること、またウンシュウミカンの摂取頻度を推定するための有益なバイオマーカーとなる可能性を見出した。現在、ウンシュウミカン、ポンカン、イヨカン等5種類程度の代表的なカンキツについて、摂取頻度の違いが推定できる血清中フラボノイドの検出法の開発に着手している。ii)ヒト介入研究の結果から、リンゴの摂取により、血液中の中性脂肪が減少するとともに、ビタミンC量の増加や、腸内細菌叢の改善効果が明らかになった。
カテゴリ 伊予柑 温州みかん 機能性 機能性成分 ぽんかん りんご その他のかんきつ

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