課題名 |
麦・大豆の不耕起省力機械化作業技術の開発 |
課題番号 |
2002002278 |
研究機関名 |
農業技術研究機構
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研究分担 |
農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 作業技術研究部 機械作業研究室
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研究期間 |
新規2002~2002 |
年度 |
2002 |
摘要 |
i)転換畑作土の物理性改善指標となる圃場の土壌水分マップを作成するため、耕うん時に円盤ディスクを用いて深さ10cm、幅5mmの細溝をつくり、TDR式土壌水分測定プローブを用いて水分のばらつきを連続測定する基礎技術を開発した。ii)ロータリハローと目皿式大豆播種ユニットの間に平行リンク式防振機構を装着すると播種ユニットの振動が約1/2となり、播種精度が向上した。また、麦及び大豆栽培に汎用利用できるロータリハローシーダをベースとした耕起・不耕起兼用播種機を試作した。iii)ヘアリーベッチの植生マルチで被覆された水田において、入水3日前に刈り倒し処理と鎮圧処理を行い、耕起しないで普通の田植機によって水稲を移植した。雑草はコナギが主でヒエの発生はほとんど見られず、収量(無施肥)は400kg/10a前後であった。移植後1ヶ月の欠株率は30-50%に達したが、浅水管理及び苗の植え付けを深くすること等で低下させることができた。
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カテゴリ |
病害虫
機械化
くり
雑草
水田
水稲
施肥
大豆
低コスト
低コスト省力化
播種
ひえ
水管理
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