イネにおける実用的な遺伝子組換え技術の開発

課題名 イネにおける実用的な遺伝子組換え技術の開発
課題番号 2002002296
研究機関名 農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 北陸地域基盤研究部 稲育種工学研究室
協力分担関係 農業生物資源研究所
クミアイ化学(株)
研究期間 新規2002~2002
年度 2002
摘要 i)イネの変異型アセト乳酸合成酵素(変異型ALS)遺伝子がビスピリバックナトリウム塩に耐性を示すことを利用して、従来の抗生物質耐性遺伝子を選抜マーカーに用いた遺伝子組換え細胞選抜技術に代わる新しい細胞選抜技術を開発した。変異型ALS遺伝子をカルス特異的プロモーターにつないでイネに導入すると、変異型ALS遺伝子は米や葉では発現せず、実用組換え体作出に適していると考えられた。ii)組換え体の中で導入した遺伝子を必要なときにのみ発現させる、時期特異的発現プロモーターの開発を目的として、病害誘導性及び薬剤誘導性プロモーターの単離を行い、有望な新規プロモーター候補を得た。iii)ライムギ、エンバクから新規リボゾーム不活性化蛋白質遺伝子を単離した後、イネへ導入すると、いもち病および白葉枯病に対して抵抗性を示し、後代に抵抗性が遺伝することを明らかにした。
カテゴリ いもち病 抵抗性 低コスト 病害抵抗性 薬剤 ライ麦 良食味

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