| 課題名 |
きのこ類の多様な機能の解明 |
| 課題番号 |
2003004448 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
森林総合研究所
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| 研究期間 |
継続2001~2005 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
きのこ類の多様な機能の解明当年度の試験研究方法:1)米糠の添加量を変えた培地及び有機溶媒で分画した米糠の抽出物を添加した培地からの乾シイタケ中のニオイ成分量の測定を行った。また、各抽出物に含まれている主要な成分の同定を行い、ニオイ成分量に影響を与える物質の検索を行った。2)カカオハスクをおがこと一定の割合で置換し、ヤマブシタケの栽培試験を行い、培地基材としてカカオハスクが利用できるかを検討した。3)森林総研保有菌株を使用して栽培試験を行い、子実体中のエリタデニン含量を測定した。子実体の生育時期毎のエリタデニン含量を測定し、子実体の生育時のエリタデニン含量の挙動を検討した。子実体原基形成後、発生温度を28℃にするなど発生温度を変え、発生温度がエリタデニン含量に与える影響について検討した。通常の発生温度は15℃である。エリタデニン高含量シイタケの安全性試験(急性毒性)をラットを使用して行った。当年度の研究成果:1)培地中の米糠の添加量の増加に伴い、ニオイ成分量は減少することが明らかとなった。米糠から抽出した各画分(エーテル画分、酢酸エチル画分、メタノール画分、残渣)を培地に添加した実験結果より、エーテル画分、次に酢酸エチル画分においてニオイ成分量の減少が認められた。抽出物中の主要な成分の同定及び含有量の比較から、オレイン酸等がニオイ成分量を減少させる効果を示すことが推測された。2)菌廻り日数(接種後栽培瓶に菌が蔓延する日数)は、25%置換区(おがこの25%をカカオハスクで置換)で0%置換区(おがこのみ)とほぼ同程度であった。子実体発生は、100%置換区(カカオハスクのみ)でも観察されたが、発生日数(発生処理から収穫までの日数)は増加した。収穫量は25%置換区で0%置換区とほぼ同程度であったが、50%以上の置換区では、置換比率の増加とともに収量が減少した。以上からヤマブシタケ栽培で、カカオハスクはおがことの代替が25%までなら利用できることが明らかになった。3)森林総研保有菌株で子実体中のエリタデニン含量を測定した結果、300mg/100g乾燥重量以上のエリタデニン含量の高い菌株が見つかった。子実体の生育段階でのエリタデニン含量の変動は、原基形成時から傘が大きくなるに従って減少し、傘が開く前に増加し、後はほぼ一定であった。子実体の生育段階時に栽培温度を高くするとエリタデニン含量が増加した。高エリタデニン含有シイタケをラットに投与させても悪影響は認められなかった。
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| カテゴリ |
乾燥
しいたけ
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