課題名 | 水産生物の機能・形態に関する基礎的先導的研究 |
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課題番号 | 2003004464 |
研究機関名 |
水産総合研究センター |
研究分担 |
水産総合研究センター 中央水産研究所 生物機能部 分子生物研究室 水産総合研究センター 中央水産研究所 生物機能部 生物特性研究室 水産総合研究センター 養殖研究所 生産技術部 育種研究グループ 水産総合研究センター 養殖研究所 生産技術部 繁殖研究グループ 水産総合研究センター 中央水産研究所 加工流通部 加工技術研究室 水産総合研究センター 中央水産研究所 海区水産業研究部 資源培養研究室 水産総合研究センター 養殖研究所 生産システム部 飼餌料研究グループ 水産総合研究センター 中央水産研究所 ゲノム研究チーム |
協力分担関係 |
北里大学水産学部 東京大学 上智大学 東京水産大学 京都大学 金沢大学 遺伝学研究所 東京大学大学院理学研究科 日本大学生物資源学部 理化学研究所 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2003 |
摘要 | ヒラメ皮膚の黒色色素胞分化活性の存在、左右軸決定シグナルのクッパー胞での機能を確認した。組換えゼブラフィッシュで、初期発生におけるセラミドシグナルによるアポトーシスの必須性を明らかにした。メダカ孵化酵素遺伝子発現に他の共因子の必要性が示唆された。体節形成に異常を持つメダカの系統を得、tail less(尾無)表現型の原因遺伝子を明らかにした。Fox(fork head)遺伝子の機能と関連する遺伝子が明らかになった。ギンブナ腎臓の多角巨核球形成へのカルシトニン及びビタミンDの増加効果を認めた。フグゲノムからAG関連遺伝子を検索し、2種類ずつのAG(agouti)およびAGRP(agouti related protein)の存在を推察した。マダイ前駆脂肪細胞のインスリンによる脂肪細胞への分化の促進を確認した。マガキ内臓神経節等で発現する遺伝子約80種類のDNAマイクロアレイを作成した。アマゴ脳下垂体で発現するソマトラクチン遺伝子を単離した。アマゴ大型個体の交配で得た系統は他の系統より有意に成長が早かった。魚のプロモーターはアマゴの腸内細菌下では働かない可能性が示唆された。組換えアマゴの脾臓での免疫関連遺伝子の発現の減少と、脳で特異的に発現する遺伝子の存在を確認した。飼料として与えた組換え遺伝子は魚類組織中に観察されなかった。 |
カテゴリ |