| 課題名 | 亜寒帯海域における海洋環境の変動特性と生物生産構造の把握 |
|---|---|
| 課題番号 | 2003004482 |
| 研究機関名 |
水産総合研究センター |
| 研究分担 |
水産総合研究センター 北海道区水産研究所 亜寒帯海洋環境部 海洋動態研究室 水産総合研究センター 北海道区水産研究所 亜寒帯海洋環境部 生物環境研究室 水産総合研究センター 東北区水産研究所 混合域海洋環境部 生物環境研究室 水産総合研究センター 北海道区水産研究所 亜寒帯海洋環境部 高次生産研究室 |
| 研究期間 | 継続2001~2005 |
| 年度 | 2003 |
| 摘要 | A-LINEで6回、N-LINEで3回観測を実施し、インターネット上で公開しているデータベースを更新した。親潮海域の経年変動解析の結果、親潮中冷水形成機構として冬季における表層水の冷却・混合が重要であり、混合の深さ、あるいは表層への淡水流入により中冷水の密度が経年変化することを明らかにした。また、親潮の絶対流量の経年変動は大きかった。ベーリング海海盆域における流動特性は昨年とほぼ同様の傾向を示した。道東陸棚域での流れの場を把握するために、海底設置型超音波流速計を厚岸沖の水深80m地点に設置した。東部と西部亜寒帯太平洋(道東海域)における鉄濃度調節に対する生態系の応答の違いは、それぞれの生態系を構成する種組成とそれらの生物量の違いによることが明らかになった。春季および秋季の西部亜寒帯太平洋(道東海域)における鉄濃度と、鉄が生態系動態に及ぼす影響を調べ、特に春季増殖期の植物プランクトン生産が、鉄不足の度合によって大きく変化し、海域の生産特性に大きな影響を与えることを明らかにした。また鉄濃度変化に直接応答して珪藻が増加すると、その捕食者である従属栄養性渦鞭毛虫がわずかな時間差を持って増殖し、珪藻によって取り込まれた炭素の無機化に大きな影響を与えることを把握した。さけ属魚類3種の食性を分析し、季節変化の一端を明らかにするとともに、さけ・ます未成魚の飼育系を確立し栄養動態パラメータ収集に着手した。カラフトマス再生産関係を分析し、来遊量予測モデルを構築した。スケトウダラの食物関係を定量的に分析可能なモデルを構築するとともに、被食量推定のための定期的試料採取を開始した。 |
| カテゴリ | データベース |