課題名 | 水産生物遺伝資源に関する基礎的先導的研究 |
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課題番号 | 2004005620 |
研究機関名 |
水産総合研究センター |
研究分担 |
水産総合研究センター 養殖研究所 生産技術部 育種研究グループ 水産総合研究センター 中央水産研究所 水産遺伝子解析センター 水産総合研究センター 中央水産研究所 資源評価部 上席研究官 水産総合研究センター 養殖研究所 生産技術部 繁殖研究グループ 水産総合研究センター 中央水産研究所 遺伝子解析センター 水産総合研究センター 日本海区水産研究所 海区水産業研究部 沿岸資源研究室 |
協力分担関係 |
岩手県水技センター 東京大学海洋研究所 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2004 |
摘要 | ・種・系群判別に関しては、DNA多型検出技術を更に向上させ、世界各地のアコヤガイ類のPCR-RFLP法による識別法を開発し、各集団の判別に有効であることを確認した。・放流クロソイの再生産への関与のDNA分析による確認、アカイカのアルゼンチン沖系群と太平洋系群の遺伝的な相違など、集団遺伝学的解析による種苗放流効果の判定・遺伝的多様性の評価及び天然集団の遺伝的集団構造の把握を行った。・移入外来種の検出に関しては、ミトコンドリアDNAの分析により、在来種(ヤマトシジミ、セタシジミ)と朝鮮半島北中部産シジミ、中国太湖産シジミの判別が可能となった。・育種技術の発展を図るため、ヒラメ・アマゴ等の遺伝子解析を進め、ヒラメのMSマーカーを多数開発し、これらを基にDNA連鎖地図を詳細化した。また、ヒラメで白化と関連の深いマーカー、アマゴにおけるスモルト化に関連するMSマーカーの存在を認めた。・実験動物等のDNA情報を水産生物の遺伝資源解析や育種に活用するための知見の収集を行い一定の収集が達成された。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 |