| 課題名 | 増養殖対象種の繁殖機構の解明と制御技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2004005621 |
| 研究機関名 |
水産総合研究センター |
| 研究分担 |
水産総合研究センター 養殖研究所 生産技術部 繁殖研究グループ 水産総合研究センター 北海道区水産研究所 海区水産業研究部 資源培養研究室 水産総合研究センター 西海区水産研究所 石垣支所 資源増殖研究室 水産総合研究センター 百島栽培漁業センター |
| 協力分担関係 |
近畿大学・農学部 宮崎大学・農学部 |
| 研究期間 | 継続2001~2005 |
| 年度 | 2004 |
| 摘要 | ・マダイの雌性ホルモン受容体遺伝子3種類を単離し、それらの塩基配列を決定することによって、ステロイドホルモン受容体遺伝子のクローニングと発現動態を解明した。・クエ、マハタ等の性分化及び性転換過程の組織・生理学的把握を進めることによって、クエでは生後6年で、またマハタでは生後3年で成熟雌が出現することを確認して性分化の解明を図るとともに、雄性化にメチルステロン等が有効であることを明らかにするなど、内分泌学的手法を用いた性転換等の制御手法の開発に係る知見、技術の取りまとめに着手した。・マダイの雄性ホルモン合成に係わる酵素の遺伝子構造や発現動態、更にその発現調節に及ぼす生殖腺刺激ホルモン(GTH)の影響等の解析によってGTHの生理機能を把握するとともに、マツカワの最終成熟に関連するタンパク質分解酵素であるカテプシンの特性とATPの関係の解析を行った。・ウナギについて、最終成熟期の遊離アミノ酸生成に関与する卵黄タンパク質の動態を調べて卵の浮遊性獲得との関係を解析するとともに、排卵から受精までの経過時間が倍数性変異の一因であることを明らかにした。また、ウナギ仔魚を10日令まで飼育して、プレレプトケファルス期の形態を観察した結果、上下顎、尾頭部の屈折等の形態異常の発生状況を明らかにした。これらウナギに関する解析結果をもとに、新たな飼養技術開発を進めた。・介類では、アカウニの卵黄タンパクmRNAは栄養細胞に発現し、生殖細胞では発現しないこと、胃、腸、生殖巣が卵黄タンパクの主要産生器官であることを明らかにした。・マガキ幼生においては、浮遊期から変態期幼生までリゾチーム遺伝子の発現とリゾチームの活性が認められ、消化酵素として機能していることを解明し、リゾチーム遺伝子の発現と活性の関係について検討を行った。・クルマエビでは光条件等の飼育環境が産卵に与える影響を検討し、産卵を促すための光条件を把握した。また、眼柄で発現している遺伝子群を網羅的に単離して既存の塩基配列情報との相同性解析を行った結果、新規な眼柄ホルモンの存在を把握した。また、今まで確立されていなかった肝膵臓の細胞培養法を新たに確立し、卵黄形成過程における卵黄タンパク前駆物質の挙動を評価する生理活性検定法を開発した。 |
| カテゴリ | 繁殖性改善 光条件 |