課題名 | イネミュータントパネルを利用した遺伝子機能解析システムの開発と利用(A221) |
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課題番号 | 2004005123 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 分子遺伝研究グループ 遺伝子機能研究チーム |
協力分担関係 |
奈良先端科学技術大学院大学 九州大学 愛知農業総合試験場 理化学研究所 名古屋大学 京都大学 東京大学 香川大学 東京理科大学 STAFF研究所 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2004 |
摘要 | 新たに約700系統の隣接塩基配列の解析を行い、破壊遺伝子のデータベース化した。これまでに得られていた塩基配列もあわせて、計算センターのPCクラスタを用いてイネゲノム塩基配列、及び、全生物のアミノ酸配列データセットに対してBLAST検索を行い、データベース化した。また、より効率良く解析を進めるため、TAIL-PCR法の改良を行い、これまでの2/3程度の作業時間で同様の解析が行えるようになった。ミュータントパネルの中から得られた変異体の解析から、新規転写調節因子がジャスモン酸シグナル伝達経路において負の制御因子として機能することを明らかにした。また、その遺伝子の変異体では、病原菌に対する抵抗性が増強されており、今後、耐病性イネ作出への利用が考えられる。DNAメチラーゼの変異体の解析から、転移活性を有する新規イネ・トランスポゾンを単離、同定した。 |
カテゴリ | データベース 抵抗性 |