課題名 | 電子ビームを用いた食品原材料の殺菌 |
---|---|
課題番号 | 2005007408 |
研究機関名 |
食品総合研究所 |
研究分担 |
食品総合研究所 流通安全部 食品害虫研究室 |
協力分担関係 |
米国農務省東部農業研究センター お茶の水女子大学大学院 |
研究期間 | 完了2001-2005 |
年度 | 2005 |
摘要 | と畜直後の牛肉を凍結下で照射してDNA損傷との比較を行った結果、コメット全長を解析パラメータとした頻度分布のパターンから、貯蔵によりDNA損傷が生じた。非照射試料でも判別が可能であった。また、2-アルキルシクロブタノン類の生成効率に対する照射温度の影響を明らかにした。国産豚ひき肉に関して非照射肉では冷蔵中に常在菌が増殖し、冷凍保存では静菌状態となるが、放射線照射で常在菌や接種したリステリアを完全に殺菌できた。アズキゾウムシに電子線を照射した結果、卵は完全に殺虫できたものの、齢が大きくなるに従い、生存率が高くなる傾向にあった。グラナリアコクゾウムシの卵、幼虫、蛹に190keVの電子線を照射したところ、完全に殺虫することはできなかった。 |
カテゴリ | 害虫 肉牛 豚 |