遺伝資源の特性評価・素材化とタンパク質・核酸情報に基づく特性評価法の高度化

課題名 遺伝資源の特性評価・素材化とタンパク質・核酸情報に基づく特性評価法の高度化
課題番号 2005007295
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 農業生物資源研究所 ジーンバンク 植物資源研究チーム
協力分担関係 農業研究機構
農業環境技術研究所
国際農業研究センター
家畜改良センター
種苗管理センター
岡山大学
インドネシア畜産試験場
ベトナム畜産研究所
韓国畜産研究所
名古屋大学
研究期間 継続2002-2007
年度 2005
摘要 植物約20万点(延べ項目数)、微生物約7千点、動物約800点の特性調査を行うとともに、近縁野生種等を用いて育種素材化を進めた。植物部門では、コアコレクションの作成を進め、DNA多型情報を基に選定した世界イネ・コアコレクションと日本在来イネ・コアコレクションは種子を増殖し参考配布を開始した。世界イネ・コアコレクションを用いて連鎖不平衡解析による対立遺伝子検索を開始し、モチ性や低アミロース性の澱粉粒結合型澱粉合成酵素遺伝子の変異を解析した。また、QTL分析により根組織構造の形態変異に関連する染色体領域を検出した.Aゲノム野生稲のコアコレクション作成を開始した.微生物部門ではカボチャ白斑病菌とラナンキュラス株枯病菌の病原特異性を明らかにし、ジーンバンク所蔵のバクテリオファージについて形態的特性解析を行った。動物部門では、ベトナム、インドネシアの在来鶏及び日本鶏のマイクロサテライトDNAによる評価を行い卵殻強度に関連する形質のQTL遺伝子領域を決定した。また、名古屋種、比内鶏等、在来鶏を用いて生産される銘柄鶏肉(名古屋コーチン)の識別法を開発した。
カテゴリ 育種 遺伝資源 かぼちゃ 評価法 ラナンキュラス

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