| 課題名 | j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成 |
|---|---|
| 課題番号 | 2006008470 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター レタスビッグベイン研究チーム 農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 野菜育種研究チーム |
| 研究期間 | 新規2006-2010 |
| 年度 | 2006 |
| 摘要 | (1)レタスビッグベイン病抵抗性レタス品種の育成においては、有望な2系統をF5、F6世代の系統適応性検定試験に供試する段階に達した。(2)レタスビッグベイン病の防除技術開発には、ウイルスが媒介菌にどのように伝搬されるのかという知見が必要であり、これまで不明だった媒介菌中のウイルス様態を本菌の耐久器官である休眠胞子を供試して電子顕微鏡で明らかにした。また、ウイルスの獲得能、伝搬能が異なる媒介菌が存在する可能性を証明した。(3)レタスビッグベイン病の土壌診断技術として、伝染に関わる生きた媒介菌中のウイルスだけを検出するために、おとり植物の根に媒介菌を感染させ、その根を供試しての診断が可能なことを示した。(4)メロンにおいて、新たに40個のマーカーをマッピングすることにより、スペインの研究グループによる連鎖地図との統合連鎖地図を作製した。また、えそ斑点病抵抗性遺伝子に連鎖するマーカーを開発し、うどんこ病抵抗性第1座連鎖マーカーとともにその実用性を確認した。さらに、高日持ち性のワタアブラムシ・うどんこ病抵抗性アールス系メロン試交系統の特性を評価し、4系統を有望と判断した。(5)マーカーで選抜育成した根こぶ病抵抗性ハクサイBC3S2系統が、現在普及している抵抗性品種を犯すNo.5菌に対しても抵抗性を示すことを確認した。外観品質も戻し交雑親の「はくさい中間母本農7号」と同等であり、選抜マーカー付き育種素材として有望と認められた。(6)循環選抜によりネギのさび病圃場抵抗性を著しく高めることができた。(7)ピーマン台木用育成系統「トウガラシ安濃4号」の特性・適応性を評価し、PMMoV(P1.2)、青枯病および疫病に対し安定した抵抗性を示すことを確認した。また、接ぎ木栽培時の収量性も「京鈴」自根とほぼ同等であり、台木用品種として有望と認められた。(8)「キュウリ久安1号」は温度非依存型うどんこ病抵抗性を示すことを確認した。また、その遺伝には、基本となる1対の劣性遺伝子に加えてもう1対の劣性遺伝子が関与することを示した。中間母本として登録申請する予定である。(9)黄化葉巻病抵抗性トマト近縁種と栽培種との胚培養を行い雑種を得た。また、より高度な抵抗性素材の検索のため、近縁種22系統について抵抗性検定を行った。(10)レタスビッグベイン病の原因であるMiLVの外被たんぱく質遺伝子を導入した組換えレタスの抵抗性を接種検定により確認した。(11)短側枝性・単性花型メロン試交系統10系統、また多雌花性スイカ試交系統4系統の特性評価を行い、それぞれ、「OH-5、-8、-10」、「安濃交1、2、4号」を有望と判断した。(12)なす単為結果性試交系統の特性評価から、「AE-P26」他の有望親系統を選定した。また、種なしなす品種育成のため、これらの親系統の細胞質雄性不稔系統への戻し交雑を行った。(13)短葉性ネギ試交F1系統42組合せから、育苗時の生育が旺盛で、平床栽培における定植後の生育、揃いが良く、収穫物の収量性・外観が優れ、辛味の少ない6系統を選抜した。(14)果実が硬く高食感の「きゅうり中間母本農4号」を品種登録出願した。また、高硬度きゅうり系統と良食味品種との交雑後代(F5、F6など)を選抜した。(15))ダイコンの根部総グルコシノレート含量の簡易評価法として、凍結乾燥粉末の熱メタノール粗抽出液を、イオン交換樹脂による精製なしで、塩化パラジウム反応-比色測定に直接適用する方法を確立した。(16)キャベツ市販F1品種およびそれら間の交雑後代(F4など)から「球の直立性」の高い39系統76個体を選抜し、固定化を進めた。 |
| カテゴリ | 病害虫 青枯れ病 育種 育苗 うどんこ病 黄化葉巻病 乾燥 機械化 キャベツ きゅうり 栽培技術 すいか 水田 台木 だいこん 単為結果 接ぎ木 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性検定 抵抗性品種 とうがらし 土壌診断 トマト なす ねぎ はくさい ピーマン 評価法 品種 防除 メロン 良食味 輪作 レタス わた |