b.大豆の湿害耐性等重要形質の改良のための生理の解明

課題名 b.大豆の湿害耐性等重要形質の改良のための生理の解明
課題番号 2006008518
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 大豆生理研究チーム
協力分担関係 九州大学
北海道大学
創成科学共同研究機構
東京大学
京都府立大学
岡山県生物科学総合研究所
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)湿害発生機作として、生理・生化学的手法によりダイズの発芽後の湿害は酸素欠乏によってのみ発生するのではないことを明らかにしたとともに、プロテオーム解析手法により新たな湿害発生機構の存在を証明した。ストレス応答や生長制御に関与するレドックス調節物質の合成系遺伝子を導入した形質転換ダイズにおいては、低酸素下で根の伸長の良好な個体を得た。さらに、ダイズの一次代謝産物について質量分析計を用いることにより一斉分析が可能になり、ダイズはイネよりも種子および葉での一次代謝産物の変化が大きいことを明らかにした。(2)微小電極による組織内の酸素濃度測定システムを開発し、湛水条件下でダイズの茎に形成される二次通気組織を通じて、地下部へ酸素が供給されていることを証明した。さらに、二次通気組織形成にオーキシンが関与し、光合成系を経て師管を通じて胚軸に供給されていることを明らかにした。一方、湿害を起因とする黒根腐病に関して、ダイズの生育とともに周皮が形成され、外部に対する防御として機能していることを観察した。(3)冠水処理行った場合の収量を標準区での収量に対する比で評価した耐湿性指数が晩生の系統で高い傾向が見られたが、中国由来の遺伝資源は比較的早生で耐湿性指数が高かった。難裂皮性を支配するQTLを見いだした。(4)ダイズわい化病抵抗性についてウイルスの外被タンパク質遺伝子が固定化された系統で抵抗性を示す個体を得た。ダイズモザイクウイルス等の遺伝子の機能を解明する上で不可欠な感染性クローンを用いた実験系を開発した。
カテゴリ 遺伝資源 黒根腐病 湿害 耐湿性 大豆 抵抗性 わい化

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる