a.直播適性に優れ、実需者ニーズに対応した低コスト業務用水稲品種の育成

課題名 a.直播適性に優れ、実需者ニーズに対応した低コスト業務用水稲品種の育成
課題番号 2006008536
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 低コスト稲育種研究チーム
協力分担関係 新潟大学
広島大学
新潟県農業総合研究所
新潟県醸造試験場
水稲育種指定試験地
新潟県酒造組合
(有)松屋商店
(有)応用栄養学食品研究所
(株)北陸製菓
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 業務加工用の低アミロース性の良食味系統や加工適性系統の選抜を進めるとともに、低コスト・大規模化のための直播栽培への適応性を持つ品種を育成するため耐倒伏性、土中出芽性等の直播適性を付与する育種を進めた。(1)「北海299号」は胚芽が大きく、GABA(γ-アミノ酪酸)が、発芽玄米で一般米の1.7倍、胚芽精米では2.4倍含まれた。また「北陸酒206号」は醸造時のアルコール収率およびアミノ酸度が「山田錦」並で醸造適性が高かった。これら2系統は命名登録申請を行った。加工用として多収の糯米「北陸糯216号」と酒造好適米「北陸酒217号」を選抜した。また、採種で問題となる有色米と一般米の交雑個体の識別方法を開発した。(2)直播適性を持つ系統として転び型耐倒伏性の強い「関東229号」、早生・耐冷性の「北海309号」、低アミロース米系統「奥羽402号」、耐倒伏性のある「中国186号」、暖地向き早生の「西海258号」および中生の「西海259号」が優れていることを見いだした。また、外国稲由来の耐倒伏性および土中出芽性を持ち、収量・品質は対照品種と同等の系統を選抜した。
カテゴリ 育種 加工 加工適性 直播栽培 酒造好適米 水稲 大規模化 低コスト 評価法 品種 良食味

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