| 課題名 | a.新興・再興人獣共通感染症病原体の検出及び感染防除技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2006008559 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 人獣感染症研究チーム |
| 協力分担関係 |
北里大学 玉川大学 新潟大学 東京大学 鳥取大学 北海道大学 千葉県中央家保 滋賀県家保 島根県家保 (独)農業生物資源研究所 |
| 研究期間 | 新規2006-2010 |
| 年度 | 2006 |
| 摘要 | (1)野鳥調査によりA型インフルエンザウイルス77株を分離し、HAとNA遺伝子の部分塩基配列を決定して、野鳥保有ウイルス疫学データを蓄積した。遺伝子機能解析のためリバースジェネティクス法による人工ウイルス作製技術を確立した。15のHA亜型すべてを判定できるPCR系の開発が完了し、遺伝子産物の塩基配列から、HA遺伝子の分子疫学解析や病原性の推定が可能になった。さらに、鳥由来インフルエンザウイルスをマウスに感染させて病原性が増強した変異株は呼吸器、神経組織への感染性の増強と関連していることを明らかにした。この実験系はヒトへの感染拡大リスク評価系として今後も応用価値が大きい。(2)日本産蚊の人工飼育・継代が可能となった。さらに、蚊の分類データベースを構築し、ウエストナイルウイルス媒介可能蚊の発生消長調査を行った。日本産ハシブトガラスがウエストナイルウイルスに高感受性であることを実証した。(3)E型肝炎ウイルスに対する抗体調査でイノシシでは感染率に地域性がない等の感染実態を明らかにした。さらに、実験感染豚で全身でのウイルス増殖動態を明らかにするとともにウイルスたんぱくの経口投与による豚での抗体応答を確認した。ニパウイルスNたんぱく質に対するモノクローナル抗体を作り、わが国独自の抗体、抗原検出系の基礎を確立した。(4))マダニ媒介性病原体の免疫による防除法を開発するため、唾液腺および中腸で発現するマダニ生物活性分子(GFAT、HlGalce、HlSP)の単離とその組換え体を作製し、さらにその生体機能をも明らかにした。 |
| カテゴリ | 病害虫 データベース 豚 防除 |