課題名 | f.有機性資源の循環的利用のためのシステム整備技術の開発 |
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課題番号 | 2006008581 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 資源循環システム研究チーム |
協力分担関係 |
東京大学 バイオマス研究開発組合 千葉県農業総合研究センター |
研究期間 | 新規2006-2010 |
年度 | 2006 |
摘要 | (1)都市近郊農畜産業型として設置したバイオマスの多段階利用プラントの性能評価、維持管理特性、物質収支の検討、環境等への影響調査を行い、地域特性に適合した多段階利用システムの有効性を実証した。また、これらの実証結果については、「アグリ・バイオマスタウン構築へのプロローグ」として取りまとめた(19年2月)。バイオマス利活用事業を推進する行政主体等の技術資料としての活用が期待される。(2)メタン発酵消化液(液肥)等の農地施用(ホウレンソウ、枝豆等)にかかる動態調査を行い、畑作物生産と土壌物理性の改善等への有用性を明らかにした。(3)バイオマス利活用計画については、資源循環利用モデルの改良を進めるとともに、約130種類のバイオマスの肥料成分、分解特性等の情報を分析し、成分調整家畜ふん堆肥添加素材の探索法を開発するとともに、その適用性について明らかにした。(4)システムの課題として、メタン、メタン発酵消化液、炭化物等の再生資源の高付加価値化と需要の時期別変動に対応した多用途利用、効果的な農地還元技術の確立やライフサイクルコストの低減が必要であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 肥料 高付加価値 コスト ほうれんそう メタン発酵消化液 |