c.中山間・傾斜地の立地条件を活用した施設園芸生産のための技術開発

課題名 c.中山間・傾斜地の立地条件を活用した施設園芸生産のための技術開発
課題番号 200709508
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,近農研,中山間傾斜地域施設園芸研究チーム
協力分担関係 東京大学先端科学技術研究センター
日本板硝子株式会社
広島県立総合技術研究所農業技術センター
岡山大学大学院自然科学研究科
和歌山県農林水産総合技術センター
愛媛県農業試験場
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)台風時の数値予報データを用いて局所風況予測システム(LAWEPS)で風況シミュレーションを行ったところ、パイプハウス設置地点の最大風速を概略的に推定することが可能であることが分かった。小風力発電に利用できる地上風の推定に関しては、大気の状態が中立に近い場合、粗度だけでなく周囲の微地形の効果を加味すれば、推定精度をさらに向上させることが出来た。また、斜面上において下降成分を持つ風の発電量が高くなる原因が風速の変動の大きさによることを明らかにした。2)慣行栽培法でトマトを栽培した結果、理論解析から導かれた養水分管理法は、少なくとも冬春期の収量性に関して充分実用的なものであることが実証された。水ポテンシャルの本来の定義に基づけば、試行錯誤を行わなくてもトマトの吸水量を抑制するために必要な培地中培養液の溶質濃度を概算できる。簡易細霧冷房の開発では、システムの低コスト化を図り、気温上昇の抑制や葉濡れの抑制ができる新たな制御アルゴリズムを開発した。トマト高収益栽培技術の確立では、3段摘心密植栽培法により、3月~7月の作型で15t /10aの収量を得られた。また、ダクト送風により着果率の向上が認められた。3)建設足場用資材を使った片屋根型ハウスの構造について再検討を加え、建設足場パイプとそれに対応した基礎杭、金具を利用した平張型ハウスの設計・施工技術を開発し、間口の幅に応じて片屋根、両屋根、スリークォータ型などを適切に選択して、ほ場区画の傾斜や形状にフレキシブルに対応できることを明らかにした。
カテゴリ 傾斜地 栽培技術 施設園芸 中山間地域 低コスト トマト

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