j.果樹の育種素材開発のための遺伝子の機能解析及びDNA 利用技術の開発

課題名 j.果樹の育種素材開発のための遺伝子の機能解析及びDNA 利用技術の開発
課題番号 200709548
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,果樹研,果樹ゲノム研究チーム
協力分担関係 筑波大・遺伝子実験センター
静岡大学
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)かんきつ花成制御遺伝子CiFTは、カラタチやオレンジで早期開花・結実を誘導し、またその発現は、うんしゅうみかんにおける低温による花成誘導に重要であることを明らかにした。さらにCiFT共発現ベクターにより、果実における代謝酵素遺伝子の機能解析を短期間で実現した。2)西洋なし品種「バートレット」および「ラ・フランス」で、17連鎖群に収束する世界標準の連鎖地図を作出した。これはSSRマーカーなど数百種類のマーカーから構成される高密度連鎖地図である。3)日本ぐりやヨーロッパぐりで開発された12種類のSSRマーカーを用いて、60の主要な日本ぐりの栽培品種や在来品種の識別が可能となった。本SSRマーカーを用いると、親子関係の確認が可能である。4)マイクロアレイ等を利用して、かんきつの無核紀州型の無核性と関連し、品種間で発現量が10~100倍以上異なる遺伝子を特定した。うんしゅうみかんの糖度、有機酸代謝と関連して発現が変動する遺伝子を特定し、また、極早生うんしゅうにおける減酸と関連性が高いと思われる転写制御因子などを特定した。5)ゲノム情報の多角的な利用を図る目的で、ゲノム情報システム、および、DNAマーカー情報計算や変換等を支援するソフトウェアを開発した。
カテゴリ 育種 温州みかん 西洋なし DNAマーカー 品種 その他のかんきつ

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