b.生体情報及び高度センシング技術による茶の省力栽培・加工技術の開発

課題名 b.生体情報及び高度センシング技術による茶の省力栽培・加工技術の開発
課題番号 200709557
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,茶生産省力技術研究チーム
協力分担関係 沖縄県農業研究センター
静岡県農林技術研究所茶業研究センター
滋賀県農業技術振興センター
岐阜県農業技術センター
信楽町茶業協会
農事組合法人中山茶業組合
JA掛川市
(株)寺田製作所
アピ(株)
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)茶芽生育モデルのためデータ集積、シミュレータ、データ処理プログラムを作成した。2)秋整枝時期を遅らせる手法と極早生品種多回数摘採により、沖縄で年間生葉収量約30%増を得た。「べにふうき」極遅摘み法で生葉収量約3,300kg/10a/年が得られた。3)茶樹状態評価に熱画像情報が有効なことを確認した。適期防除のための害虫発生予測等に利用できる積算温度表示器の試験を開発し、市販が開始された。4)茶園管理機UDマトリックスを作成し、助成や高齢者のユーザビリティーを解析した。5)茶園管理作業の一番茶摘採と防除作業について基礎計測データを収集した。6)四輪電動台車の走行特性を詳しく評価し、電動機消費電力が重要課題であることを確認した。7)ミスト散布では散布薬液量を40%減らしても、クワシロカイガラムシに対する十分な防除効果が得られた。8)製茶工程における無駄な放熱カ所を特定し、粗揉機等の熱風ダクトおよび火室側面からの熱放出が特に多いことを見出した。9)GABA含量増加手法をメーカーとの共同で具体的な実用化を進め、農水省フロンティア事業として採択された。温暖化気象条件で茶の品質低下を防止するため、硬葉臭を抑制する製茶条件を解明した。10)新たな水分計測理論による茶生葉の電気的特性が分かり、製茶工程用水分計が量産化された。焙じ茶に含まれるアクリルアミドを抑制できる焙煎条件160℃30分を明らかにした。
カテゴリ 病害虫 害虫 加工 センシング データ集積 品種 防除

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