課題名 | a.寒地畑作物バイオマス資源の多段階利用技術の開発 |
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課題番号 | 200709601 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構,北農研,寒地バイオマス研究チーム |
協力分担関係 |
熊本大学 帯広畜産大学 東京農業大 藤女子大学 (財)十勝圏振興機構 ハウス食品(株) 十勝ビール(株) 三菱重工業(株) (株)新日本石油 日本甜菜製糖(株) |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2007 |
摘要 | 1)ビート糖蜜およびチーズホエーを増殖炭素源として、オレイン酸およびリノール酸を主たる脂肪酸とする脂肪酸メチルエステル(FAME)を生産する菌株を発見し、培養添加物として酵母エキス、カジトンおよび酢酸塩を用いるとFAMEの生産性が向上することを見出した。2)水熱分解と酵素分解の組合せによりC5糖、C6糖ごとに糖化、回収が可能な糖化プロセスを開発した。また、Rhizopus属糸状菌の中から、キシロースを85%という高効率で乳酸に変換する菌を発見した。3)小麦を原料としたエタノール製造における副産物である小麦DDG(ディスティラーズ・ドライド・グレイン)には機能性脂質が多く含まれることを明らかにした。また、寒地畑作物を原料としたエタノール生産における投入・産出エネルギーの収支を算出した。 |
カテゴリ | 寒地 機能性 小麦 |