課題名 | e.畜産廃棄物・食品廃棄物等の有機性資源の循環的利用のためのシステム整備技術の開発 |
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課題番号 | 200709605 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構,農村工学研究所,資源循環システム研究チーム 農業・食品産業技術総合研究機構,食品総合研究所,食品工学研究領域 農業・食品産業技術総合研究機構,食品総合研究所,食品素材科学研究領域 農業・食品産業技術総合研究機構,食品総合研究所,食品バイオテクノロジー研究領域 |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2007 |
摘要 | 1)18年度に開発した農林畜産業物質循環モデルを改良するとともに、資源作物の生産特性を栽培試験に基づいてとりまとめた。2)関東都市近郊農業地域を対象として、バイオマス変換プラントへ供給されるバイオマス原料と再生資源の需要の季節変動を踏まえたバイオマス変換プラントの運転計画を策定し、稼働データを収集・分析した。3)メタン発酵による生成物である消化液を畑地に施用し、温室効果ガスと溶脱量を同時モニタリングできるシステムを用いて、消化液等を施用した畑からの温室効果ガス発生・溶脱特性の調査を行い、結果をとりまとめた。また、消化液の濃縮技術の開発に着手した。4)関東都市近郊農業地域を想定して、バイオマス利活用システムにおけるライフサイクルコスト(LCC)、化石エネルギー消費量および環境負荷量の削減方策を検討できるモデルの枠組みを作成した。5)オカラ粉またはでん粉滓で良好に増殖する微生物を探索収集した。それらの微生物により、オカラまたはでん粉滓を培地として固体発酵を行い、得られた発酵物の成形性を評価した結果、オカラ発酵物はシート化できることを確認した。 |
カテゴリ | 季節変動 コスト モニタリング |