e.農業・農村の持つやすらぎ機能や教育機能等の社会学的解明

課題名 e.農業・農村の持つやすらぎ機能や教育機能等の社会学的解明
課題番号 200709614
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,近農研,農業・農村のやすらぎ機能研究チーム
農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,農業・農村のやすらぎ機能研究チーム
農業・食品産業技術総合研究機構,中央研,農業・農村のやすらぎ機能研究チーム
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)都市農村交流に関わる住民意識について、13年前とほぼ同一のアンケートを実施し、交流のトレンドが農産物入手型から二地域居住の促進要因となりうる体験型に転換していることを明らかにした。2)農業体験学習の累年的な教育的効果を明らかにするため、学年別の体験学習に関する児童作文における頻出単語を解析し、班長となる6年生になると、協調性や責任感が高まる傾向があることを示唆した。3)食育効果の促進方策を明らかにするため、食育活動を行っている事例校についての解析を行い、自ら作物を育てることが食材への関心を高めていることから、体験で身近に感じることが給食の食育効果を高めるものと推測し、活動の効果発現の概念モデルを提示した。4)農業生産活動がもつ公益的機能の促進に向けて、農協の共販規約に基づいた共販参加者の行動を倫理的な判断基準に基づいて分析し、農業経営における公益的機能を含む多様な目的を所得向上や生産性の増大と関連づけることにより共販率の向上が図られ、農業経営活動が活性化することを提示した。
カテゴリ 経営管理

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