課題名 |
都市型畜産環境保全に関する研究 |
研究機関名 |
神奈川県畜産研究所
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研究分担 |
畜産環境
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研究期間 |
継H8~16 |
年度 |
2003 |
摘要 |
畜舎臭気の軽減を鶏及び肥育豚について、家畜人工気象室を用い飼育管理面から検討した。鶏舎臭気についてはCP水準を17%から14%に低減することによりアンモニアは4/5、低級脂肪酸は1/4に低減し、ケージ下へのダクト送風でふんの乾燥を促進することによりさらに軽減し、硫化物についても1/5に低減した。また送風時間の調節により電気料を削減できた。肥育豚については夏条件で市販のCP15.5%飼料給与した場合には1日1頭12.3gのアンモニアが揮散し、CP11%に低減すると1.8gと1/7に低減した。しかし低蛋白化に伴う発育や肉質への影響が懸念されたことから、CP13.5~11.5%の飼料で肥育後期の飼育試験を行ったところ、発育飼料利用性では問題はなかったが、CP12.5%以下の区では背脂肪は厚くなる傾向を示した。低級脂肪酸については飼料中の粗繊維含量に伴い増加する傾向を示した。
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研究対象 |
共通
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戦略 |
環境
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専門 |
環境
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部門 |
共通
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カテゴリ |
乾燥
飼料利用性
鶏
豚
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