森林下層植生が土砂流出防止および水源涵養機能に及ぼす影響と植生回復に関する研究
摘要 県内の森林の下層植生の代表であるスズタケを中心に、① 過去の資料に基づいたスズタケ衰退状況の把握、② 下層植生量と土壌流出量の関係の定量化、③ 土壌流出リスクの地図化、④ 下層植生回復策提示、を実施...
カラマツ人工林における水源涵養機能を強化するための森林管理手法の確立
摘要 やまなし「水」ブランド戦略では、森林の水源涵養機能を強化することが目標の一つとなっている。カラマツ人工林における水源涵養機能を強化するために、ニホンジカによる影響と下層植生に着目し、どのような...
摘要 地域の実情に合わせた安価で簡易な方法により、スギ大径丸太を強度選別する技術の開発を行う。これにより選別した丸太からどの程度の強度の2×8、2×10材が生産できるか検証する。
摘要 山梨県産ヒノキの強度データが無いため、集成材ラミナ、CLTラミナ、平角材の強度(ヤング係数、曲げ強度)の測定を行い、県産ヒノキの強度性能を明らかにして価値の向上を図る。
造林地侵入防止柵を活用したニホンジカ捕獲の効率化に関する研究
摘要 近年個体数が増加しているニホンジカを効率的に捕獲するため、造林地に多数設置されている既存の防鹿柵を活用してニホンジカを捕獲する方法を開発する。柵内に誘引し閉じ込める方法と柵の周縁部で捕獲する...
摘要 国の方針として早生樹造林を進める方向にあるため、先行的な研究を進める観点から、対象を姉妹県省関係にある中国四川省が原産地のコウヨウザンに絞り、早生樹造林の植栽に関して検討すべき課題等の抽出も...
摘要 県内の人工林における林分密度管理は、主に収量比数を判断材料として実施されている。混交・複層状態の人工林の間伐においては収量比数の適用が困難であるため、その対応が求められている。そこで、混交・...
摘要 人工林資源の成熟化に伴う主伐の進行により、伐採跡地等の確実かつ低コストでの更新が求められている。また、ニホンジカの個体数増加に伴い、その摂食や剥皮に対して忌避性または耐性のある樹種の更新が必...
摘要 カラマツ材は強度等が優れるため、その需要が急増し、カラマツ種苗が慢性的に不足している。さし木増殖は種子の豊凶に影響を受けずに苗木生産できるため、 安定的な増殖技術として、カラマツさし木苗の育...
摘要 レッドデータブックに記載されている本県に固有な希少植物種、観光資源として有用な種などホザキツキヌキソウのような個体数が著しく少ない種の場合は、植物体からの増殖も検討する必要がある。そこで、希...
道路からのイノシシ・シカ侵入を防止するブラインド型グレーチング技術の開発
摘要 総合農業技術センター成果発表会
摘要 早生品種の育成と高品質な品種の育成を目標とした7組合せの交雑を行い、核を獲得した。令和元年度交雑実生は緑枝接ぎ後、平成30年度実生と合わせて91個体を定植した。 実生の選抜では結実した91個体につ...
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (3)硬肉モモの成熟特性の解明と栽培技術の確立
摘要 本年は過去のデータから「甲斐トウ果17」の収穫期の予測を行ったところ、満開後35日間の平均気温と成熟日数に高い相関があり、収穫始めを予測できることが明らかとなったので成果情報として取りまとめた。
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (2) 省力栽培可能な品種の育成
摘要 6組合せの交雑を実施し、核を獲得した。令和元年度交雑実生は緑枝接ぎ後、132個体を定植した。 実生の選抜では結実した41個体について果実調査を実施し、27個体を継続とした。
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (1) 果実品質に優れる品種の育成
摘要 4組合せの交雑を実施し、核を獲得した。令和元年度交雑実生は緑枝接ぎ後、112個体を定植した。 実生の選抜では69個体について果実調査を行ない、15個体を継続とした。二次選抜系統「モモ山梨20号」につ...
4.醸造用ブドウ品種・系統の 選抜 2 山梨県のフラッグシップとなる欧州系醸造用品種の選抜~果実特性の解明~
摘要 白ワイン用2品種および赤ワイン用4品種5系統について、栽培特性や果実品質を調査した。赤ワイン用4品種について、果粒培養によって高温条件下で着色特性を検討し、その程度は品種により異なった。