環境保全型農業の確立 3 バイオ炭を用いた土壌炭素貯留によるCO2削減効果の検証
摘要 令和2年度の現地実証試験の結果、バイオ炭による土壌に貯留可能な炭素量は、モモが平均で30kg/10a、ブドウが平均で42kg/10aであった。
ブドウウイルスフリー苗育成供給事業 1 原母樹の育成と母樹供給
摘要 各原母樹園の維持、管理を行った。
盛土式根圏制御栽培法を軸としたブドウの高品質果実安定生産技術の開発
摘要 「シャインマスカット」の果皮の厚さのばらつき、「クイーンニーナ」の着色不良など、高品質な果実の安定生産のための課題は多い。そこで、本研究では栃木県で開発された盛土式根圏制御栽培法による試験を軸...
園芸作物の生産性向上技術開発~ブドウ「高尾」の早期成園化・安定生産に向けた栽培技術の確立~
摘要 東京のブドウ生産は、特産品種「高尾」を中心に栽培されている。しかし、「高尾」の高樹齢化などの影響で樹勢が低下し、生産量の低下や着色不良果の発生などが問題になっている。あわせて、消費者の嗜好に合わせ...
ブドウ「シャインマスカット」の未熟粒混入症の発生要因解析と軽減技術の開発
摘要 「シャインマスカット」の未熟粒混入症について、発生要因を解析するとともに、発生を軽減する技術を開発する。
摘要 目的:早生で着色・食味が良く、食べやすく、栽培性に優れた品種を育成する。中晩生で着色・食味が良く、食べやすく、栽培性に優れた品種を育成する。 成果:樹体特性等を調査し、選抜・淘汰した結果、106個...
8園芸作物の新品種の育成と選定 (2)園芸作物の優良品種選定
摘要 目的:主要な野菜の優良品種の選定を行う。果樹の新品種および農研機構で育成した系統について本県における適応性を明らかにする。 成果:トマト「かれん」について、県内主要品種「麗容」との比較検討を行...
3 農作物の低コスト高生産技術の確立 (5)水田を活用した新規栽培者のための新たなぶどう栽培方法の開発
摘要 目的:簡易で安価な設備、機械で栽培できる新たなぶどうの栽培方法を開発する。
10温暖化に対応した農作物の安定生産技術の開発 (1)ぶどう短梢栽培における高品質多収生産技術の開発
摘要 目的:品種、結果母枝の太さごとに、芽座の剪定位置の違いが有花穂率等に及ぼす影響を調査し、短梢剪定での長期安定生多収技術を確立の資とする。 成果:ブドウ「シャインマスカット」の新梢管理作業を省力...
Ⅰ かながわらしい地産地消を推進するための技術開発 2 消費者ニーズに応える高品質・安定生産技術の開発
摘要 目的:(1)多様化する県民ニーズや地球温暖化に対応した、かながわらしい地域特産品を開発する。(2)新品種、新系統の収益性を高めるための、高品質・安定生産技術を確立する。(3)生分解性プラスチックマルチ...
摘要 (1)交雑及び選抜 6組合せの交雑を行い、種子を獲得した。実生の選抜では、結実した79個体について果実調査を行い、34個体を継続とした。 (2)二次選抜系統の品種特性の把握 二次選抜系統1系統について特...
摘要 (1)抵抗性品種の育成 2組合せの交雑を行い、種子を獲得した。実生の選抜では、9個体について果実調査を行い、6個体を継続とした。 (2)抵抗性育種母本の育成 3組合せの交雑を実施し、種子を獲得した。本...
生食用ブドウ新品種の育成 3 系統適応性検定試験 (生食用ブドウ)
摘要 ブドウ第15回系統適応性検定試験(生食用)において、供試されている「安芸津31号」から「安芸津34号」の4系統について植付4年目の栽培特性・果実品質を調査した。
醸造用ブドウ新品種の育成 1 耐病性を有する醸造用品種の育成
摘要 5組合せの交雑を行い、種子を獲得した。令和2年度の交雑実生は、幼苗に直接噴霧法によるベと病耐病性の予備選抜を行い、249本を仮植した。実生の選抜では、245個体について果実調査などを行った。果実選抜...
醸造用ブドウ新品種の育成 2 ワイン品質に優れた醸造用品種の育成
摘要 2組合せの交雑を行い、種子を獲得した。令和2年度交雑実生80本の苗木を養成した。実生の選抜では、結実した99個体の調査を行った。果実選抜した2個体について試験醸造を行った。 「醸造ブドウ山梨55号」...
4.醸造用ブドウ品種・系統の 選抜 1 導入主要品種系統の特性調査
摘要 ウイルスフリー化した「甲州」追加1系統および推奨4系統について、栽培特性や果実品質を調査するとともに、試験醸造によりワイン品質の検討を行った。
4.醸造用ブドウ品種・系統の 選抜 2 山梨県のフラッグシップとなる欧州系醸造用品種の選抜~果実特性の解明~
摘要 白ワイン用2品種および赤ワイン用4品種5系統について、栽培特性や果実品質を調査した。赤ワイン用4品種について、アントシアニン含量の推移を調査した。また、明野試験地(冷涼地)での生育・果実特性を調...
バイテク利用による新品種の育成 1 ブドウ主要品種の茎頂組織培養によるウイルスフリー個体の作出
摘要 生食用品種では「ゴルビー」の現地優良系統1系統、醸造用品種では「カベルネ・ソーヴィニヨン」などの5品種12系統について、茎頂培養した個体より苗木を養成している。また、茎頂培養により苗木を獲得した...
ブドウ優良品種選抜と栽培技術の確立 1 ブドウ優良品種の特性調査(第6次)
摘要 検討10品種について、生育特性と果実品質調査を行った。本年は、8月中旬および9月上旬に曇雨天が続き、気温が低く推移したため着色は進んだが、品種によっては降雨により裂果が発生した。 本県で育成...