寒冷地南部の重粘土水田における畑転換後の土壌水分特性と作物収量
要約 北陸地域では秋冬季の多雨・積雪の気象条件や重粘な土壌条件により、転作作物の安定的な生産が困難である。そこで、畑転換後の土壌水分特性を調査したところ、畑転換初年目は土壌水分張力が低く推移し、転換...
北陸地域の低湿重粘土水田における畑転換後の作付体系と土壌構造
要約 北陸地域の低湿重粘土水田では、水稲作付後の冬期間に畑作物を導入することにより作土層上部の粗間隙量は大きく増加する。加えて、夏作大豆の導入により、粗間隙量の増加は下部にまで及び、飽和透水係数が大...
要約 斑点米を多発させるアカスジメクラガメは岩手県内で年3世代発生する。主に第2世代成虫が出穂期から乳熟期のイネに飛来し吸汁加害する。玄米検査品質を落等させる密度は0.2頭/株程度と低く、これを掬い取り等...
要約 水稲から切り替えた畑期間3か年において、小麦の前後作への飼料作物の導入や冬作飼料作物後作へ大豆を組入れることによりトウモロコシを主体とした主要な水田畑作物(飼料作物、麦、大豆)組合せによる3年4作...
要約 アカスジメクラガメによる斑点米は乳熟期後期に寄生があった場合に最も多い。加害部位については、この時期までは頂部被害粒、側部被害粒とも同程度の発生を示すが、以降、次第に後者の割合が高まった。また...