緑肥景観作物による北日本夏季のセイヨウミツバチ殺虫剤曝露被害低減技術
要約 養蜂場近くに緑肥景観作物の花畑を用意することで、セイヨウミツバチが餌の少なくなる夏季に作物や農地周辺の雑草に訪花して起こる殺虫剤使用に伴う被害を低減できる。 キーワード セイヨウミツバチ、殺虫剤...
要約 市販の芝刈ロボットは、モモ、スモモ、ナシ、ブドウ、オウトウ、リンゴ、ブルーベリー、カキの果樹園の下草管理に利用でき、その際、走行の障害は簡易な方法で対策ができる。また、休耕圃場への適用では、面...
要約 クリ樹では、原発事故発生時に存在していた2年枝とともに、新生器官であるイガ、葉で放射性セシウム濃度が高い傾向があり、ブルーベリーおよびリンゴと比べて新生器官での蓄積割合が高い。熟期の早晩による...
黒ボク土ブドウ園における長期の有機物連用および草生栽培による土壌全窒素の増加
要約 黒ボク土ブドウ園では、土壌全窒素増加が最大となる値の80%に達する期間は、オーチャードグラス全面草生栽培で9年、バーク堆肥3t /10a連用で11年、牛ふん堆肥3t /10a連用で18年である。草生栽培で、施...
要約 広食性土着天敵であるオオメカメムシの幼虫齢期は頭幅長を指標にして推定することができる。野外採集個体の発育段階別構成比の推移調査結果から、本種は成虫越冬で、千葉県ならびに茨城県では主に年1化し、...
トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)の伝染源と成り得る2種雑草
要約 熊本県三角町のトマト黄化葉巻病発生ハウス内に自生するウシハコベ、エノキグサから、PCR検定により高頻度でTYLCVの自然感染が検出された。本ウイルスの全塩基配列をトマトから同定した長崎系統TYLCVと比較...
要約 コアオメクラガメLygocoris(Apolygus)lucorumは、年3回成虫が発生し、ヨモギ等の寄主植物の組織内に産み込まれた卵で越冬する。 背景・ねらい コアオメクラガメは、近似種ツマグロアオメクラガメと同様にウ...