| タイトル |
小型ペーパーポットを利用したメロンの省力栽培 |
| 担当機関 |
島根県農業試験場 |
| 研究期間 |
1997~1997 |
| 研究担当者 |
石津 文人
|
| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
メロン種子を小型ペーパーポット上で一斉に催芽させた後、ポットごと本圃に定植することによって、育苗及び定植労力の省力化が可能となる。本法はハウス早熟作型、ハウス抑制作型に適用できる。
|
| 背景・ねらい |
メロン生産現場では、栽培技術の高位平準化が進んでいるものの、生産者の高齢化がより深刻化しており、これに対応した省力化技術の開発が待たれている。現在、セル成型苗の利用が普及しつつあるが、一層の省力化を図るため、小型ペーパーポットを利用した栽培法について検討する。
|
| 成果の内容・特徴 |
- 育苗用培土を詰めた小型ペーパーポットへ播種し、最適温度を確保して催芽させる。発根を確認した後、覆土が5mm程度の厚さになるように、ポットごと本圃に定植する(図1)。
- メロンの小型ペーパーポット利用栽培では、地温の低いハウス早熟作型でも出芽が安定し、果実品質もセル育苗の場合と比べてそん色ない。また、収穫期はセル育苗と比較して早くなり、この傾向はハウス抑制作型で顕著である(図2、表1)。
- ハウス早熟作型では、播種は4月上旬から可能で、収穫期は7月中~下旬である。一方、ハウス抑制作型では、播種は8月上旬まで可能で、収穫期は11月上~中旬である(表2)。
- 小型ペーパーポット栽培では、生育後半まで草勢が強く、黄化葉の発生も少ない。また、育苗管理・定植労力が慣行の1/4程度に省力できる(表3)。
|
| 成果の活用面・留意点 |
- ペーパーポットは規格がSM2406(406穴)のものを用いる。
- 小型ペーパーポット栽培では、草勢がやや強くなる傾向があるため、草勢が中程度の‘アムス’、‘FRアムス’、‘アールスナイト夏2’、‘アールスナイト春秋’、‘おくに’などの品種が適する。
- かん水設備のないところでは、定植前に植穴へ十分かん水しておく。
|
| 図表1 |
 |
| 図表2 |
 |
| 図表3 |
 |
| 図表4 |
 |
| 図表5 |
 |
| カテゴリ |
育苗
栽培技術
省力化
播種
品種
メロン
|